一乗谷城

  • 福井県福井市
  • 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
写真
写真
写真
写真
一乗谷城は、室町時代から戦国時代にかけて越前(現在の福井県)を支配した朝倉氏が、一族の最終防衛拠点として築いた堅牢な山城です。山麓に広がる壮大な城下町(一乗谷朝倉氏遺跡)を見下ろす位置にあり、天正元年(1573年)に織田信長の大軍によって攻め落とされ、朝倉氏が滅亡するまでの政治・軍事の精神的支柱と…

一乗谷城は、室町時代から戦国時代にかけて越前(現在の福井県)を支配した朝倉氏が、一族の最終防衛拠点として築いた堅牢な山城です。山麓に広がる壮大な城下町(一乗谷朝倉氏遺跡)を見下ろす位置にあり、天正元年(1573年)に織田信長の大軍によって攻め落とされ、朝倉氏が滅亡するまでの政治・軍事の精神的支柱として機能しました。

特徴は、自然の尾根を鋭く削り取って構築された「千畳敷」などの主要な郭と、それらを分断する「大規模な空堀」の構造にあります。山頂の本丸周辺から山腹にかけて、敵兵の進路を阻むための深い溝が何重にも掘り込まれており、斜面を垂直に削り落とした「切岸」とともに、外敵の直登を力強く拒む戦国期ならではの厳重な障壁を形成しています。

特に「観音屋敷跡」などの拠点には、複雑な屈折を伴う土塁の意構が遺されており、攻め上る敵兵を側方から射撃するための高度な迎撃戦術が随所に確認できます。

ふもとの朝倉氏館跡から続く峻険な登城道を登れば、樹木に覆われた静寂の中に、当時のままのスケールで大地に刻まれた豪壮な土木遺構の全貌が広がります。

基本情報

種別 山城(麓に居館)
起源・創始 15世紀後半
開催時間 <一乗谷城跡> 24時間 <復原町並> 9:00〜17:00(最終入場16:30)
開催日 <一乗谷城跡> なし <復原町並> 12/28〜1/4
住所 〒910-2153福井県福井市城戸ノ内町28-37
アクセス ・JR越美北(九頭竜)線一乗谷駅 ⇒ 徒歩(約10分) ・JR福井駅 ⇒ 京福バス浄教寺行(約28分) ⇒ 復原町並下車すぐ ・北陸自動車道福井IC ⇒ 車(約10分)
公式サイト https://ichijo-dani.com/