安土城

  • 滋賀県近江八幡市
  • 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
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安土城は、天正4年(1576年)に織田信長が天下布武の総仕上げとして総力を挙げて築城を開始し、およそ3年の歳月をかけて完成させた、日本最初期の本格的な近世城郭です。天正10年(1582年)の本能寺の変の直後に原因不明の火災で主要部を焼失し、わずか6年で表舞台から姿を消した、幻の巨城として歴史に刻ま…

安土城は、天正4年(1576年)に織田信長が天下布武の総仕上げとして総力を挙げて築城を開始し、およそ3年の歳月をかけて完成させた、日本最初期の本格的な近世城郭です。天正10年(1582年)の本能寺の変の直後に原因不明の火災で主要部を焼失し、わずか6年で表舞台から姿を消した、幻の巨城として歴史に刻まれています。

特徴は、それまでの防御一辺倒だった中世山城の概念を覆し、支配者の圧倒的な権威を「見せる」ために造られた独創的な構造にあります。山頂にそびえ立っていた「天主(天守)」は、地下1階地上6階建て、高さ約32メートルに及ぶ日本初の高層木造建築でした。下層は重厚な石垣と黒漆塗りの壁、上層は朱塗りの八角堂、最上層は金箔を施した四方形の部屋という、五色に彩られた絢爛豪華な外観を誇り、内部は狩野永徳が描いた障壁画で飾られていたことが当時の文献に記録されています。

現在、山内には当時の最先端技術を結集した「大手道」と呼ばれる幅約6メートルの直線的な大階段が、山頂へと向かって約180メートルにわたり堂々と伸びています。その両脇には羽柴秀吉や前田利家といった名だたる重臣たちの邸宅跡が並び、当時の厳格な権力構造を今に伝えています。

基本情報

種別 山城
起源・創始 天正4年(1576)
開催時間 8:30〜17:00(入山の最終受付16:00)
開催日 なし
住所 〒521-1311滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
アクセス ・JR安土駅 ⇒ 徒歩(約25分) ・名神高速道路竜王ICまたは八日市IC ⇒ 車(約30分)