明石城(喜春城、錦江城)
- 兵庫県明石市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
明石城は元和5年(1619年)、徳川2代将軍・秀忠の命を受けた小笠原忠真が、西国大名に対する大坂の防衛拠点として築いた、明石藩10万石の居城です。設計には剣豪・宮本武蔵が深く関わっており、藩主の忠真を支えて城内の「樹木屋敷(庭園)」や城下の町割りの計画を主導した歴史が残されています。
城の構えを…
明石城は元和5年(1619年)、徳川2代将軍・秀忠の命を受けた小笠原忠真が、西国大名に対する大坂の防衛拠点として築いた、明石藩10万石の居城です。設計には剣豪・宮本武蔵が深く関わっており、藩主の忠真を支えて城内の「樹木屋敷(庭園)」や城下の町割りの計画を主導した歴史が残されています。
城の構えを際立たせているのが、天守を持たない代わりに本丸の東西に配置された、国指定重要文化財である3重3階の「坤櫓」と「巽櫓」の対比です。坤櫓は伏見城の、巽櫓は船上城の部材を転用したと伝わり、白漆喰の壁と重厚な瓦屋根が並び立つ姿を現代に伝えています。櫓を支える本丸の高石垣は、東西約380メートルにわたって連なり、割石の角を噛み合わせた「打込ハギ」の技法によって組み上げられています。南側の広大な水堀は、かつて山陽道と海峡の交通網を同時に監視した要衝としての規模を示しています。
現在は緑豊かな明石公園として開かれ、武蔵が設計した庭園の面影を残す池や、芝生広場が整備されています。本丸の土塁沿いを歩き、2つの現存櫓を結ぶ長大な石垣群を見上げながら最上部へと登れば、眼前に明石海峡大橋や淡路島へと続く広大なパノラマが一望できます。
基本情報
| 種別 | 平山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 元和5年(1619) |
| 開催時間 | <明石城跡> 24時間 <現存三重櫓> 【3〜5月土日祝】巽櫓10:00 〜 16:00 【9~11月土日祝】坤櫓10:00 〜 16:00 |
| 開催日 | <明石城跡> なし <現存三重櫓> 平日 |
| 住所 | 〒673-0847兵庫県明石市明石公園1-27 |
| アクセス | ・JR・山陽電車明石駅 ⇒ 徒歩(約5分) ・第二神明道路大蔵谷IC ⇒ 車(約10分) |
| 公式サイト | https://www.akashijo.jp/ |
