鬼ノ城

  • 岡山県総社市
  • 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
写真
写真
写真
写真
鬼ノ城は7世紀後半、白村江の戦いで唐・新羅の連合軍に大敗した大和朝廷が、日本本土への侵攻に備えて西日本各地に築かせた「神籠石式山城」と呼ばれる古代の巨大要塞です。桃太郎伝説のモチーフとなった温羅の居城としても名高く、記紀神話の時代から続く圧倒的な歴史の深さを持っています。 城郭の特徴は、山頂付近…

鬼ノ城は7世紀後半、白村江の戦いで唐・新羅の連合軍に大敗した大和朝廷が、日本本土への侵攻に備えて西日本各地に築かせた「神籠石式山城」と呼ばれる古代の巨大要塞です。桃太郎伝説のモチーフとなった温羅の居城としても名高く、記紀神話の時代から続く圧倒的な歴史の深さを持っています。

城郭の特徴は、山頂付近の尾根を約2.8キロメートルにわたって鉢巻き状にぐるりと取り囲む「長大な敷石」と、要衝を固める「高大な土塁・石垣」の連続構造にあります。城壁の基盤となる部分には、職人が巨大な切石を隙間なく並べた敷石遺構が当時のまま残されており、その上には泥土を強固に突き固めた版築による土塁や、天険の谷を塞ぐための頑強な高石垣がそびえ立っています。外敵の進入を物理的に遮断するために城壁から突き出すように設計された、国内最古級の懸造の城門構造など、古代日本の高度な防衛技術の全貌を現代に伝えています。

平成13年からの発掘調査と考証に基づき、往時の意匠のままに総木造で再現された、高さ約13メートルの堅牢な「西門」や角楼が山肌に堂々と構えています。

基本情報

種別 山城(神籠石系)
起源・創始 7世紀後半説が有力
開催時間 <鬼ノ城跡> 24時間 <鬼城山ビジターセンター> 9:00〜17:00(最終入館16:30)
開催日 <鬼ノ城跡> なし <鬼城山ビジターセンター> ・月曜日(祝日の場合は翌日) ・12/29~1/3
住所 〒719-1101岡山県総社市奥坂
アクセス ・JR総社駅 ⇒ タクシー(約20分) ⇒ 鬼城山ビジターセンター ⇒ 徒歩(約15分) ⇒ 西門 ・岡山自動車道岡山総社IC ⇒ 車(約20分) ⇒ 鬼ノ城ビジターセンター ⇒ 徒歩(約15分) ⇒ 西門