方広寺
- 静岡県浜松市
- 歴史・文化 | 仏閣 | 大本山
方広寺は、全国に多くの末寺を擁する臨済宗方広寺派の大本山であり、「奥山半僧坊」の信仰で知られる静深き名刹です。その歴史は南北朝時代の1371年、後醍醐天皇の皇子である無文元選禅師が、この地に草庵を結んだことに始まります。厄除けや海上安全の守護神とされる半僧坊大権現が祀られて以来、庶民から武将まで多…
方広寺は、全国に多くの末寺を擁する臨済宗方広寺派の大本山であり、「奥山半僧坊」の信仰で知られる静深き名刹です。その歴史は南北朝時代の1371年、後醍醐天皇の皇子である無文元選禅師が、この地に草庵を結んだことに始まります。厄除けや海上安全の守護神とされる半僧坊大権現が祀られて以来、庶民から武将まで多くの人々の畏敬を集めてきました。
樹齢数百年に達する巨杉が鬱蒼と生い茂る参道を進むと、山の起伏を巧みに活かした境内に、荘厳な諸堂宇が山肌の自然と溶け合うように配置されています。中心に構える「本堂(無文元選禅師をお祀りする大本堂)」は、明治時代の火災後に再建された東海地方屈指の規模を誇る木造建築です。一歩堂内に入れば、太い支柱に支えられた厳かな大空間が広がり、本尊の釈迦如来が優しく参拝者を迎えます。また、境内には「半僧坊真殿」や、重要文化財に指定されている室町時代の貴重な「三重砂糖(三重塔)」が静かに佇んでいます。
さらに、境内各所の岩壁や木々の間には、職人たちの精緻な手仕事が光る「五百羅漢(ごひゃくらかん)」の石仏が並び、それぞれ異なる表情で旅人を見守っています。
基本情報
| 開催時間 | 9:00~16:30 (最終入場16:00) |
|---|---|
| 開催日 | なし |
| 住所 | 〒431-2224静岡県浜松市浜名区引佐町奥山1577-1 |
| アクセス | ・JR浜松駅北口 ⇒ バスターミナル ⇒遠鉄バス奥山行(約70分) ⇒ 奥山下車 ⇒ 徒歩(約5分) ・新東名高速道路浜松いなさIC ⇒ 車(約8分) |
| 公式サイト | https://houkouji.or.jp/ |
