赤間神宮

  • 山口県下関市
  • 歴史・文化 | 神社 | 神宮
写真
写真
写真
写真
山口県下関市の関門海峡に面して鎮座する赤間神宮は、元暦2年(1185年)の「壇ノ浦の戦い」において、わずか8歳で入水した安徳天皇を御祭神として仰ぐ神社です。かつては阿弥陀寺という寺院でしたが、明治の神仏分離により神社となりました。 最大の視覚的特徴は、海に向かって鮮やかにそびえる朱塗りの「水天門…

山口県下関市の関門海峡に面して鎮座する赤間神宮は、元暦2年(1185年)の「壇ノ浦の戦い」において、わずか8歳で入水した安徳天皇を御祭神として仰ぐ神社です。かつては阿弥陀寺という寺院でしたが、明治の神仏分離により神社となりました。

最大の視覚的特徴は、海に向かって鮮やかにそびえる朱塗りの「水天門」です。これは、安徳天皇が入水の際に祖母・二位の尼が唱えた「海の下にも都がございます」という言葉を具現化したもので、竜宮城を模した独自の楼門形式を採っています。関門海峡の激しい潮流を背景に立つその姿は、悲劇的な歴史を抱えながらもどこか幻想的な美しさを放っています。

境内には、平家一門の供養塔である「七盛塚(ななもりづか)」や、小泉八雲の怪談で知られる「耳なし芳一」を祀る「芳一堂」があり、源平合戦の終焉の地としての記憶が色濃く刻まれています。毎年5月の「先帝祭」では、上臈(じょうろう)参拝が行われ、華麗な装束に身を包んだ太夫が天龍寺下駄で境内を歩く「外八文字」が披露されます。これは、生き残った平家の官女たちが天皇の命日に参拝したことが起源とされています。悲哀に満ちた平家滅亡の物語と、海の底の都という信仰が融合した、日本でも唯一無二の情緒を持つ特別な場所です。

基本情報

開催時間 【参拝】 24時間 【授与所・御朱印】 9:00~17:00
開催日 なし
住所 〒750-0003山口県下関市阿弥陀寺町4-1
アクセス JR下関駅からサンデンバス(長府方面行)「赤間神宮前」下車すぐ
公式サイト https://akama-jingu.com/