霧島神宮
- 鹿児島県霧島市
- 歴史・文化 | 神社 | 神宮
鹿児島県霧島市に位置する霧島神宮は、天照大御神の孫であるニニギノミコトが天より降り立ったとされる「天孫降臨」の地、高千穂峰を背後に仰ぐ由緒正しき大社です。かつては火山の麓に社殿がありましたが、度重なる噴火による焼失と遷座を繰り返し、現在の壮麗な社殿は正徳5年(1715年)、薩摩藩主の島津吉貴によっ…
鹿児島県霧島市に位置する霧島神宮は、天照大御神の孫であるニニギノミコトが天より降り立ったとされる「天孫降臨」の地、高千穂峰を背後に仰ぐ由緒正しき大社です。かつては火山の麓に社殿がありましたが、度重なる噴火による焼失と遷座を繰り返し、現在の壮麗な社殿は正徳5年(1715年)、薩摩藩主の島津吉貴によって寄進・再建されました。
最大の特徴は、周囲の鬱蒼とした針葉樹林の中に忽然と現れる、豪華絢爛な「装飾美」にあります。国宝に指定されている本殿・幣殿・拝殿は、朱塗りの漆を基調に、柱や梁には金箔や極彩色の彫刻、竜柱、草花の絵画が至る所に施されています。この圧倒的な色彩感覚から「西の日光」とも称されますが、日光東照宮の重厚感とは一味違う、南九州の鮮烈な日差しと深い緑に調和するような独自の気品を纏っています。
境内には、樹齢800年を超える御神木の杉がそびえ、その枝の一角が「装束をまとった神職が祈る姿」に見えるという不思議な枝振りなど、神話の舞台ならではの神秘性が細部に宿っています。山岳信仰の険しさと、近世の宮廷建築を思わせる優雅さが共存する空間は、火山の力強さと共生してきたこの土地の信仰そのものを象徴しています。霧島連峰の霊峰を背負い、静寂の中に燃えるような色彩を放つその姿は、訪れる者の目を奪い、古の神話の世界へと誘います。
基本情報
| 開催時間 | 【参拝】 24時間 【授与所・御朱印】 8:00~17:30 |
|---|---|
| 開催日 | なし |
| 住所 | 〒899-4201鹿児島県霧島市霧島田口2608-5 |
| アクセス | JR日豊本線「霧島神宮」からいわさきバス霧島いわさきホテル行き「霧島神宮前」すぐ |
| 公式サイト | https://kirishimajingu.or.jp/ |
