粉河寺
- 和歌山県紀の川市
- 歴史・文化 | 仏閣 | 総本山
粉河寺は、770年に大伴孔子古によって開創されたと伝わる粉河観音宗の総本山です。西国三十三所観音霊場の第三番札所であり、古くから「粉河の観音さん」として多くの巡礼者を迎えてきた長い歴史を誇ります。
紀ノ川沿いののどかな風景を背に建つ「大門」を抜けると、広大な敷地の中に、他のお寺では見られない独特…
粉河寺は、770年に大伴孔子古によって開創されたと伝わる粉河観音宗の総本山です。西国三十三所観音霊場の第三番札所であり、古くから「粉河の観音さん」として多くの巡礼者を迎えてきた長い歴史を誇ります。
紀ノ川沿いののどかな風景を背に建つ「大門」を抜けると、広大な敷地の中に、他のお寺では見られない独特の建築美が姿を現します。江戸時代中期に再建された「本堂」は、日本の木造仏殿の中でも最大級の規模を誇り、千鳥破風を施した二重屋根の重厚な佇まいが特徴です。本堂の床下に本尊の「千手千眼観世音菩薩」が絶対の秘仏として安置されている、特殊な構造を持っています。
特色は、本堂の前庭に広がる国指定名勝「粉河寺庭園」です。一般的な砂利や池の庭園とは異なり、紀州の特産である青石(三波石)の巨岩を大胆に組み上げた、極めてダイナミックな石組みの庭園です。本堂へと続く高低差を埋める土留めの役割も果たしており、荒々しくも計算された造形美が、古い木造建築と見事な調和を見せています。
春には境内各所に桜が咲き誇って古い土塀を優しく彩り、秋には柔らかなもみじの紅葉が、どっしりとした瓦屋根の連なりを鮮やかに引き立てます。
基本情報
| 開催時間 | 8:00〜17:00 |
|---|---|
| 開催日 | なし |
| 住所 | 〒649-6531和歌山県紀の川市粉河2787 |
| アクセス | JR和歌山線粉河駅 ⇒ 徒歩(約15分) |
| 公式サイト | https://www.kokawadera.org/ |
