金ケ崎町城内諏訪小路
- 岩手県金ケ崎町
- 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 武家町
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金ケ崎町城内諏訪小路は、北上川と胆沢川が合流する河岸段丘の地形を巧みに利用し、有事の際の防衛拠点として機能するように配された、仙台藩特有の「要害」の構造を今に伝える極めて貴重な武家地です。
目を奪われるのは、かつての足軽たちが植え、手入れを続けてきた「サワラ」や「ヒバ」の巨木による、圧倒的な生垣…
金ケ崎町城内諏訪小路は、北上川と胆沢川が合流する河岸段丘の地形を巧みに利用し、有事の際の防衛拠点として機能するように配された、仙台藩特有の「要害」の構造を今に伝える極めて貴重な武家地です。
目を奪われるのは、かつての足軽たちが植え、手入れを続けてきた「サワラ」や「ヒバ」の巨木による、圧倒的な生垣の連なりです。街道に沿って続く緑の壁は、外部からの見通しを遮る軍事的な防壁として機能し、その内側には「サワラ生垣」と見事な調和を見せる重厚な茅葺き屋根の武家邸宅が点在しています。これらの屋敷は、厳しい北国の冬の寒さに耐えるための厚い茅葺き屋根と、実用性を重んじた質実剛健な間取りを特徴としており、華美な装飾を排した武士たちの規律正しい気風を色濃く反映しています。
屋敷の周囲に広がる広大な敷地には、かつて有事の際の兵糧や薪炭、建築資材として植えられた栗や柿、竹林などの実用樹が今も青々と茂り、自給自足の防衛都市としての機能を明確に示しています。茅葺き屋根の軒下から庭へと目を向けると、太い生垣が遮る木漏れ日のなかに、かつて馬を繋いだ「うまや」の古い木戸や、庭の片隅に佇む素朴な石灯籠が静かに佇んでいます。
基本情報
| 住所 | 〒029-4503岩手県胆沢郡金ケ崎町西根城内 |
|---|---|
| アクセス | JR東北本線金ケ崎駅 ⇒ 徒歩(約15分) |
| 公式サイト | https://www.town.kanegasaki.iwate.jp/docs/2017071900038/ |
