川越市川越

  • 埼玉県川越市
  • 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 商家町
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川越市川越は、1893年の川越大火を契機として、江戸の町家が持っていた優れた耐火性能を取り入れて一斉に築かれた、「蔵造り」の重厚な商家の街並みがほぼ完全な形で残る歴史地区です。 南北にまっすぐ貫く一番街の通りには、黒漆喰を何度も塗り重ねて鏡面のように磨き上げた「黒壁」の見世蔵や、巨大な本瓦葺きの…

川越市川越は、1893年の川越大火を契機として、江戸の町家が持っていた優れた耐火性能を取り入れて一斉に築かれた、「蔵造り」の重厚な商家の街並みがほぼ完全な形で残る歴史地区です。

南北にまっすぐ貫く一番街の通りには、黒漆喰を何度も塗り重ねて鏡面のように磨き上げた「黒壁」の見世蔵や、巨大な本瓦葺きの屋根を持つ土蔵造りの建物が隙間なく建ち並んでいます。建物の外観を構成するのは、火災時に窓を完全に密閉するための分厚い「観音開きの扉」や、屋根の頂部に据えられた巨大な「鬼瓦」、そして隣家からの延焼を遮断するために両脇から前方へ突き出た「うだつ」の直線構造。大店の敷地は、街道に面した店舗の奥に、太い梁で支えられた住居や内庭、そして最も奥に物資を収めた漆喰塗りの外蔵が、江戸期の宅地割のまま直列に配置されています。

通りの中ほどには、江戸時代初期から城下町に時間を報じ続けてきた木造の三層櫓「時の鐘」が直立しており、使い込まれた杉の板壁の木肌が周囲の瓦屋根の中にそびえ立っています。蔵の足元に目を移せば、道路と敷地を区切る御影石の切り石が配置されており、通りに面した格子戸の黒い縦線と漆喰壁の量塊がどっしりと佇んでいます。

基本情報

住所 〒350-1101埼玉県川越市幸町2
アクセス 西武新宿線本川越駅 ⇒ 徒歩(約10分)
公式サイト https://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/toshikei/1010554/1010635/1010636/index.html