香取神宮

  • 千葉県香取市
  • 歴史・文化 | 神社 | 神宮
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千葉県香取市に鎮座する香取神宮は、鹿島神宮と共に「東国三社」として古くから朝廷より並々ならぬ崇敬を受けてきた、日本屈指の古社です。御祭神の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、国譲りの神話において八百万の神々を平定した武神であり、そのことから古来より国家を平らげ、守護する「国家鎮護」の要として重んじ…

千葉県香取市に鎮座する香取神宮は、鹿島神宮と共に「東国三社」として古くから朝廷より並々ならぬ崇敬を受けてきた、日本屈指の古社です。御祭神の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、国譲りの神話において八百万の神々を平定した武神であり、そのことから古来より国家を平らげ、守護する「国家鎮護」の要として重んじられてきました。

最大の見どころは、元禄時代に徳川綱吉によって造営された、重要文化財の「本殿」です。一般的な神社の朱色や木目とは一線を画し、黒漆塗りの精悍な外観に、鮮やかな極彩色の彫刻が施された姿は、武神を祀る社にふさわしい圧倒的な威容と美学を放っています。この重厚な色彩は、周囲を囲む深い緑の杜の中で際立ち、訪れる者に静かな衝撃を与えます。

また、境内には鹿島神宮の要石と対をなし、地中の大ナマズの尾を抑えていると伝わる「要石」があります。この一対の石が地震を防いでいるという信仰は、自然の猛威に対する先人の祈りの形を現在に繋いでいます。さらに、日本最古の兵法とされる「天真正伝香取神道流」の源流であることから、今なお武道家たちの精神的支柱となっている点も、香取神宮ならではの厳格な空気感を形作っています。歴史の重層性と、武の美学が共存する希有な神域です。

基本情報

開催時間 【参拝】 24時間(夜間閉門の場合あり) 【授与所・御朱印】 8:30~17:00
開催日 なし
住所 〒287-0017千葉県香取市香取1697
アクセス JR佐原駅よりタクシーで約10分
公式サイト https://katori-jingu.or.jp/