丹波篠山市篠山
- 兵庫県丹波篠山市
- 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 城下町
丹波篠山市篠山は、外堀の周囲に広がる旧城下町の骨格がほぼ完全な形で残り、格式高い「武家町」と、活気溢れる「商家町」という性格の異なる二つの区域が、城を中心とした配置のまま現存する大規模な城下町地区です。
目を奪われるのは、道路に面して直線的に続く低く頑強な「土塀」と、その上に美しく揃えられた生垣…
丹波篠山市篠山は、外堀の周囲に広がる旧城下町の骨格がほぼ完全な形で残り、格式高い「武家町」と、活気溢れる「商家町」という性格の異なる二つの区域が、城を中心とした配置のまま現存する大規模な城下町地区です。
目を奪われるのは、道路に面して直線的に続く低く頑強な「土塀」と、その上に美しく揃えられた生垣の連なりです。敷地内には、茅葺きや瓦屋根の「御徒士町武家屋敷群」に代表される郷士たちの平屋建築が構えられており、他者を見下ろさないよう軒の高さを揃えた規律正しい並びが、藩政期の階層構造を明確に示しています。一方、城の東側の河原町などの商家地へ視線を移せば、間口が狭く奥行きが極端に長い「うなぎの寝床」と呼ばれる宅地割のなかに、格子戸や虫籠窓、そして妻側を街道に向けた「妻入り」の木造町家が密度高く軒を連ね、商業の隆盛を今に伝えています。
丹波山地から切り出された武骨な石垣の根元に、生活用水や防火を兼ねて張り巡らされた素朴な土溝の水路が掘られています。城跡の堅牢な石垣の影が堀の水面に長く伸びる傍らで、武家屋敷の使い込まれた板塀の黒い木肌や、商家の漆喰壁が、盆地特有の強い西日を遮るようにどっしりと佇んでいます。
基本情報
| 住所 | 〒669-2334兵庫県丹波篠山市東新町、西新町、南新町、北新町、河原町、小川町及び立町の一部 |
|---|---|
| アクセス | JR福知山線篠山口駅 ⇒ 神姫バス篠山営業所行(約13分) ⇒ 二階町下車 ⇒ 徒歩(約15分) |
| 公式サイト | https://www.city.tambasasayama.lg.jp/soshikikarasagasu/bunkazaika/denken/index.html |
