多度大社

  • 三重県桑名市
  • 歴史・文化 | 神社 | 大社
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三重県桑名市の多度山の麓に位置する多度大社は、「お伊勢参らばお多度もかけよ」と謳われるほど伊勢神宮と密接な関係にあり、北伊勢地方を代表する極めて高い格式を誇ります。御祭神には天照大御神の御子神である天津彦根命を祀り、古来より国家の平穏と雨乞いの神として仰がれてきました。 最大の特徴は、馬を神の使…

三重県桑名市の多度山の麓に位置する多度大社は、「お伊勢参らばお多度もかけよ」と謳われるほど伊勢神宮と密接な関係にあり、北伊勢地方を代表する極めて高い格式を誇ります。御祭神には天照大御神の御子神である天津彦根命を祀り、古来より国家の平穏と雨乞いの神として仰がれてきました。

最大の特徴は、馬を神の使い(神馬)として尊ぶ独自の「馬」の文化です。毎年5月の例祭で執り行われる「上げ馬神事」は、若者が騎乗した馬が約2メートルの絶壁を駆け上がるという、全国でも類を見ない勇壮かつ過酷な神事です。この成否によってその年の農作物の豊凶を占ってきた歴史があり、荒々しいまでの生命力と祈りが融合した、多度大社ならではの精神性が色濃く反映されています。境内には「白馬伝説」が伝わり、生きた神馬が神に仕える姿を間近に見ることができるのも、他の神社にはない光景です。

また、社殿の構成も特異です。多度山そのものを御神体として仰ぐため、本殿の背後は険しい崖となっており、山から流れ落ちる「落多度の滝」が神域に常に清冽な響きを与えています。自然の驚異をそのまま神格化したかのような、山岳信仰の厳格さが漂う空間です。桑名の豊かな自然と、馬を媒介とした人と神との力強い繋がりを今に伝える、北伊勢の魂とも言える神域です。

基本情報

開催時間 【参拝】 24時間 【授与所・御朱印】 8:30~17:00
開催日 なし
住所 〒511-0106三重県桑名市多度町多度1681
アクセス 養老鉄道「多度駅」より徒歩15分
公式サイト https://tadotaisya.or.jp/