三好市東祖谷山村落合
- 徳島県三好市
- 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 山村集落
三好市東祖谷山村落合は、平家の落人伝説が深く息づく秘境の地であり、江戸中期から昭和初期にかけて築かれた独自の山村集落の形態を今に伝える、天空の隠れ里です。
高低差約390メートルにも及ぶ険しい斜面を見上げると、自然の厳しさに挑みながら生きてきた先人たちの驚くべき知恵と力強さに圧倒されます。急傾斜…
三好市東祖谷山村落合は、平家の落人伝説が深く息づく秘境の地であり、江戸中期から昭和初期にかけて築かれた独自の山村集落の形態を今に伝える、天空の隠れ里です。
高低差約390メートルにも及ぶ険しい斜面を見上げると、自然の厳しさに挑みながら生きてきた先人たちの驚くべき知恵と力強さに圧倒されます。急傾斜の土地を切り拓くために築かれた見事な石垣の段々畑と、その合間に点在する伝統的な茅葺き(現在は鉄板葺きが多い)の民家群。これらが周囲の雄大な山並みや深い霧と一体となり、ここでしか見られない唯一無二の立体的な景観を創り出しています。通りから一歩集落の小道へ入ると、斜面に沿って建つ民家はどれも主屋や平屋が端正に並び、厳しい山風を受け流すための低い軒先や、木造の重厚な佇まいが独特の风格を漂わせています。
家々の間を縫うように延びる素朴な里道を歩けば、山の清らかな湧水が流れる水路のせせらぎが響き、かつて自給自足の暮らしのなかでソバや雑穀を栽培し、互いに支え合ってきた山の営みの記憶が静かに肌へと伝わってきます。
基本情報
| 住所 | 〒778-0202徳島県三好市東祖谷落合 |
|---|---|
| アクセス | JR大歩危駅 ⇒ 四国交通バス(約64分) ⇒ 落合橋下車 ⇒ 徒歩(約30分) |
