宇和島市津島町岩松
- 愛媛県宇和島市
- 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 在郷町
宇和島市津島町岩松は江戸時代、宇和島藩の南の玄関口であり、四国霊場を巡るお遍路さんや商人たちで活気にあふれた宿場町でした。
目を奪われるのが、家々の壁面を美しく飾る漆喰の「なまこ壁」です。明治から大正期にかけて酒造や米穀の交易で巨万の富を築いた豪商たちの邸宅が今も風格を保ち、重厚な出格子や、火災…
宇和島市津島町岩松は江戸時代、宇和島藩の南の玄関口であり、四国霊場を巡るお遍路さんや商人たちで活気にあふれた宿場町でした。
目を奪われるのが、家々の壁面を美しく飾る漆喰の「なまこ壁」です。明治から大正期にかけて酒造や米穀の交易で巨万の富を築いた豪商たちの邸宅が今も風格を保ち、重厚な出格子や、火災から家を守るための立派な「うだつ」が往時の繁栄を無言で語りかけてきます。かつて文豪・獅子文六がこの地に滞在し、小説『てんやわんや』の舞台として描いたことでも知られ、作中に登場する静かな町並みの情景がそのまま目の前に広がります。
町を優しく包む岩松川のせせらぎも、旅の情景に彩りを添えてくれます。春先には、透明な姿をした春の使者「シロウオ」を獲るための伝統的な「敷網」が川面に設置され、南予ののどかな季節の移ろいを肌で感じることができます。
文化に触れた後は、宇和海の豊かな恵みを味わうのが旅の醍醐味。出汁と卵、新鮮な真鯛の身をご飯に絡める名物「宇和島鯛めし」をはじめ、麦味噌のコクが効いた郷土料理「さつま飯」、さらには名産の真珠養殖にちなんだアコヤ貝の貝柱天ぷらなど、ここでしか出会えない洗練された海の滋味が揃っています。
基本情報
| 住所 | 〒798-3301愛媛県宇和島市津島町岩松 |
|---|---|
| アクセス | JR宇和島駅 ⇒ 宇和島自動車バス城辺営業所行・宿毛行(約32分) ⇒ 岩松出張所下車 ⇒ 徒歩(約4分) |
| 公式サイト | https://www.city.uwajima.ehime.jp/site/iwamatsumachinami/iwamatsu-juudenken.html |
