うきは市新川田篭

  • 福岡県うきは市
  • 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 山村集落
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うきは市新川田篭は、筑後平野を見下ろす山間の傾斜地であり、山の斜面を階段状に切り拓いた広大な「棚田」と、厳しい山間部の気候に対応するために築かれた「くど造り」の茅葺き民家が一体となった、独自の山村生産集落の構造を留める歴史地区です。 目を奪われるのは、山の斜面を等高線に沿って幾重にも区画した、花…

うきは市新川田篭は、筑後平野を見下ろす山間の傾斜地であり、山の斜面を階段状に切り拓いた広大な「棚田」と、厳しい山間部の気候に対応するために築かれた「くど造り」の茅葺き民家が一体となった、独自の山村生産集落の構造を留める歴史地区です。

目を奪われるのは、山の斜面を等高線に沿って幾重にも区画した、花崗岩の頑強な石積みの棚田群です。この立体的な生産空間のなかに、茅葺き屋根の主屋が、周囲の棚田の配置に合わせて点在するように建ち並んでいます。建物の外観を構成するのは、上空から見たときに「コの字型」を成す、この地方特有の「くど造り」と呼ばれる独特の屋根構造であり、山から吹き付ける激しい突風を受け流し、豪雨による屋根の損傷を防ぐための機能美。主屋の周囲には、手漉き和紙の原料となる楮(こうぞ)を加工した作業場や、漆喰塗りの白い土蔵が、当時の傾斜地割のまま直列に配置されています。

集落を流れる隈上川の護岸には、周辺の山々から切り出された武骨な自然石の石垣が連なり、川から各棚田へと水を導く「用水路」の素朴な石組みが網の目のように切り込まれています。

基本情報

住所 〒839-1414 福岡県うきは市浮羽町田篭
アクセス JR久大本線うきは駅 ⇒ タクシー(約20分)
公式サイト https://www.city.ukiha.fukuoka.jp/kiji0037493/index.html