熊野速玉大社

  • 和歌山県新宮市
  • 歴史・文化 | 神社 | 大社
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和歌山県新宮市、熊野川の清流が太平洋へと注ぐ河口近くに鎮座する熊野速玉大社は、熊野本宮大社、熊野那智大社とともに「熊野三山」を構成する極めて重要な大社です。かつて神々が最初に降臨したと伝わる神倉山の「旧宮」に対し、現在の地に社殿を築いたことから「新宮(しんぐう)」と呼ばれ、古来より多くの貴顕や庶民…

和歌山県新宮市、熊野川の清流が太平洋へと注ぐ河口近くに鎮座する熊野速玉大社は、熊野本宮大社、熊野那智大社とともに「熊野三山」を構成する極めて重要な大社です。かつて神々が最初に降臨したと伝わる神倉山の「旧宮」に対し、現在の地に社殿を築いたことから「新宮(しんぐう)」と呼ばれ、古来より多くの貴顕や庶民が「甦り」を求めてこの地を指指しました。

最大の特徴は、背後の山々の深い緑に鮮烈に映える、朱塗りの社殿群の美しさです。主祭神の熊野速玉大神と熊野夫須美大神を祀る社殿は、陽光を浴びて輝き、生命の躍動を象徴するかのような力強さを放っています。境内には、平重盛の手植えと伝わる国の天然記念物「ナギの大樹」がそびえ立ち、その葉は古くから道中の安全を祈る「魔除け」として巡礼者に大切にされてきました。

また、当大社は「国宝の宝庫」としても知られています。足利義満が奉納したとされる調度品をはじめ、1,000点を超える貴重な御神宝類は、当時の工芸技術の粋を集めたものであり、熊野信仰が国家規模でいかに重んじられてきたかを物語っています。熊野川の豊かな水がもたらす清冽な空気と、神話の時代から続く祈りの記憶が交差するこの場所は、過酷な巡礼の果てにたどり着いた人々を優しく包み込む、独特の安らぎと威厳に満ちています。

基本情報

開催時間 【参拝】 7:00~17:00 【授与所・御朱印】 8:00?17:00
開催日 なし
住所 〒647-0081和歌山県新宮市新宮1番地
アクセス JRきのくに線「新宮駅」より徒歩20分
公式サイト https://kumanohayatama.jp/