久保田城(矢留城)

  • 秋田県秋田市
  • 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
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久保田城は、慶長9年(1604年)に関ヶ原の戦いを受けて常陸国から転封された佐竹義宣が本拠として完成させた、秋田藩20万石の政治・軍事の中枢です。明治23年(1890年)からは「千秋公園」として開放され、近代造園の技法を取り入れた緑豊かな空間の中に、当時の防衛設計の跡をとどめています。 特徴は、…

久保田城は、慶長9年(1604年)に関ヶ原の戦いを受けて常陸国から転封された佐竹義宣が本拠として完成させた、秋田藩20万石の政治・軍事の中枢です。明治23年(1890年)からは「千秋公園」として開放され、近代造園の技法を取り入れた緑豊かな空間の中に、当時の防衛設計の跡をとどめています。

特徴は、石垣をほとんど用いずに築かれた「総土塁」の構造にあります。大規模な石材の調達が困難な地勢をふまえ、敷地全体が深く掘り下げられた水堀と、その土を高く積み上げた頑強な土の壁によって防御されています。本丸の周囲を巡ると、崩れやすい北国の土質を考慮して緻密な傾斜で削り出された土塁の遺構がそのまま残されており、限られた資源の中で最大の防御力を生み出した当時の土木技術の知恵が息づいています。

城内には、藩主の居館であった本丸御殿の玄関を警備していた「御物頭御番所」が江戸時代の位置のまま現存しており、秋田市指定有形文化財として当時の武士の詰所の佇まいを今に伝えています。

本丸の出入り口を厳重に固めていた「表門」や、物見と武器庫を兼ねていた2階建ての「御隅櫓」が往時の図面や古写真を基に木造で再現されています。

基本情報

種別 平山城
起源・創始 慶長8年(1603)
開催時間 <無料区域> 24時間 <有料施設> 9:00~16:30 ※市立小中学校の夏季休業日は9:00~19:00
開催日 <無料区域> なし <有料施設> 12/1~3/31
住所 〒010-0876秋田県秋田市千秋公園1-4
アクセス ・JR秋田駅西口 ⇒ 徒歩(約15分) ・秋田自動車道秋田中央IC ⇒ 車(約20分)
公式サイト https://www.city.akita.lg.jp/kanko/kanrenshisetsu/1002685/1009873/1009870/1002300.html