二本松城(霞ヶ城)
- 福島県二本松市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
二本松城は、室町時代に奥州探題・畠山満泰が築いた拠点を起源とし、江戸時代には織田信長の重臣・丹羽長秀の孫である丹羽光重が入封して以降、明治にいたるまで丹羽氏が二本松藩10万石を統治した、東北屈指の規模を誇る平山城です。
山麓から山頂にいたるまで段階的に配置された、緻密な「石垣」の遺構が土木技術を…
二本松城は、室町時代に奥州探題・畠山満泰が築いた拠点を起源とし、江戸時代には織田信長の重臣・丹羽長秀の孫である丹羽光重が入封して以降、明治にいたるまで丹羽氏が二本松藩10万石を統治した、東北屈指の規模を誇る平山城です。
山麓から山頂にいたるまで段階的に配置された、緻密な「石垣」の遺構が土木技術を物語ります。光重による大改修の際、本丸の周囲には、地元の自然石を職人の高度な技術で精緻に組み上げた「切込みハギ」や「打込ハギ」の堅牢な高石垣が築かれました。特に山麓の領主居館跡に設けられた「箕輪門(みのわもん)」周辺の重厚な桝形虎口は、外敵の進入ルートを厳しく制限する、近世城郭ならではの厳重な防衛能力を今に伝えています。
戊辰戦争の激戦地としても知られ、旧幕府軍として故郷を守るために出陣し、若くして散った二本松少年隊の悲話と歴史の足跡が城内に色濃く刻まれています。
現在は「霞ヶ城公園」として美しく整備されており、春には数千本の桜が咲き誇り、秋には伝統の菊人形展が武骨な石壁を華やかに彩ります。近年には、発掘調査に基づいて本丸の高石垣が当時の姿のまま精緻に復元されました。
基本情報
| 種別 | 山城→平山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 応永21年(1414)、天正18年(1590)、寛永4年(1627)、寛永20年(1643) |
| 開催時間 | <二本松城跡> 24時間 |
| 開催日 | <二本松城跡> なし |
| 住所 | 〒964-0904福島県二本松市郭内3 |
| アクセス | ・JR二本松駅 ⇒ 徒歩(約30分)又はタクシー(約8分) |
| 公式サイト | http://www.nihonmatsu-ed.jp/nihonmatsujyou/ |
