水戸城(馬場城)
- 茨城県水戸市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
水戸城は、鎌倉時代に馬場氏が築いた拠点を起源とし、江戸時代には徳川家康の十一男である徳川頼房が入封して以降、徳川御三家の一つである水戸徳川家が水戸藩35万石を代々統治した、東日本屈指の敷地面積を誇る平山城です。
西国の城郭に見られる石垣を持たず、関東地方特有の粘土質の地勢を最大限に活かした「巨大…
水戸城は、鎌倉時代に馬場氏が築いた拠点を起源とし、江戸時代には徳川家康の十一男である徳川頼房が入封して以降、徳川御三家の一つである水戸徳川家が水戸藩35万石を代々統治した、東日本屈指の敷地面積を誇る平山城です。
西国の城郭に見られる石垣を持たず、関東地方特有の粘土質の地勢を最大限に活かした「巨大な土塁」と、台地を深く掘り割った「深大な空堀」だけで防衛線を構築した、日本最大級の「土の城」です。本丸、二の丸、三の丸という広大な曲輪群を分断する空堀は、深さ10メートル以上、幅数十メートルに及び、敵兵の横移動や直登を完全に遮断する戦国期から続く圧倒的な土木規模を今に伝えています。
三の丸跡の敷地内には、水戸藩の学問と武芸の拠点であり、国の重要文化財に指定されている現存最大の藩校「弘道館」の建物が遺されており、最後の将軍・徳川慶喜が謹慎生活を送った幕末の激動の足跡が色濃く刻まれています。
近年、当時の絵図や発掘調査に基づいて、城内最大の城門であった「大手門」や、二の丸の要衝を守る「二の丸角櫓」が伝統工法によって精緻に木造復元され、往時の壮麗な姿を取り戻しました。
基本情報
| 種別 | 平山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 12世紀後半、文禄2年(1593)、寛永2年(1625) |
| 開催時間 | <水戸城跡屋外エリア> 24時間 <水戸城 二の丸角櫓> 9:30〜16:00 <水戸城 二の丸展示館> 9:00〜16:30 |
| 開催日 | <水戸城跡屋外エリア> なし <水戸城 二の丸角櫓> 12/29〜1/3 <水戸城 二の丸展示館> ・12/29〜1/3 ・不定休 |
| 住所 | 〒310-0011茨城県水戸市三の丸2丁目9-22 |
| アクセス | JR常磐線、JR水郡線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線水戸駅⇒ 徒歩(約10分) ・北関東自動車道水戸南IC ⇒ 車(約15分) |
