松代城(海津城)
- 長野県長野市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
松代城は、永禄3年(1560年)に武田信玄が宿敵・上杉謙信との「川中島の戦い」における前線基地として築いた城郭を起源とし、江戸時代には真田信之が入封して以降、明治まで真田家が松代藩10万石を統治した北信濃の政治・軍事の本拠です。
見どころは、武田流軍学の基礎に真田氏の改修が重なった、実戦本位の「…
松代城は、永禄3年(1560年)に武田信玄が宿敵・上杉謙信との「川中島の戦い」における前線基地として築いた城郭を起源とし、江戸時代には真田信之が入封して以降、明治まで真田家が松代藩10万石を統治した北信濃の政治・軍事の本拠です。
見どころは、武田流軍学の基礎に真田氏の改修が重なった、実戦本位の「水堀」と「桝形虎口」の強固な設計です。天守を建てず、千曲川の地勢を巧みに引き込んだ幾重もの水堀で周囲を固め、外敵の直登や直進を力強く拒む構造を形成しています。本丸を囲む高石垣には、千曲川の過酷な水流に磨かれた、丸みを帯びた河原石(千曲川石)をそのまま豪快に積み上げた「野面積み」の技法が採られており、各地の城郭に見られる角張った割石の石壁とは一線を画す、戦国期ならではの泥臭くも頑強な土木技術の全貌を今に伝えています。
敷地内には、発掘調査の正確な絵図に基づいて伝統工法で再建された「太鼓門」や「北不明門」、さらに漆喰の土塀が、当時の配置のまま水堀の周囲を固めています。
春には数百本の桜が水面に映え、背後にひかえる皆神山の山並みと見事なコントラストを描きます。
基本情報
| 種別 | 平城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 永禄3年(1560)頃 |
| 開催時間 | 【4〜10月】9:00〜17:00(最終入場 16:30) 【11〜3月】9:00〜16:30(最終入場 16:00) |
| 開催日 | 年末年始(12/29〜1/3) |
| 住所 | 〒381-1231長野県長野市松代町松代44 |
| アクセス | ・JR長野駅善光寺口 ⇒ アルピコ交通バス松代高校行(約28分) ⇒ 松代駅下車 ⇒ 徒歩(約5分) ・上信越自動車道長野IC ⇒ 車(約5分) |
