佐倉城(鹿島城)
- 千葉県佐倉市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
佐倉城は、慶長15年(1610年)に徳川家康の命を受けた土井利勝が築城を開始し、元和3年(1617年)に完成させた、佐倉藩11万石の統治拠点です。江戸の東方に位置する要衝として、歴代の城主には老中など幕府の要職に就く譜代大名が次々と入城したことから「老中の城」とも称され、現在は佐倉城址公園として整…
佐倉城は、慶長15年(1610年)に徳川家康の命を受けた土井利勝が築城を開始し、元和3年(1617年)に完成させた、佐倉藩11万石の統治拠点です。江戸の東方に位置する要衝として、歴代の城主には老中など幕府の要職に就く譜代大名が次々と入城したことから「老中の城」とも称され、現在は佐倉城址公園として整備されています。
特色は、石垣を一切用いず、関東ローム層の粘土質な土を掘り下げて築かれた本格的な「総土塁の城」である点です。石材の乏しい房総半島の地勢を反映し、敷地全体が巨大な空堀と、その掘り返した土を高く積み上げた頑強な土塁によって強固に防衛されています。
城内を歩くと、本丸や二の丸を囲む深い空堀の跡がそのまま遺されており、その壁面の圧倒的な傾斜と深さを間近に観察できます。また、敵の直進を阻むために通路をクランク状に折り曲げた「虎口」や、兵を隠すための「錣堀」、出入り口を厳重に防備する「角櫓跡」など、土木技術の粋を集めた複雑な実戦的縄張りを明瞭に確認できます。
現在は礎石が残るのみとなっており、周囲の豊かな自然と調和した広大な土の要塞の佇まいを通じて、江戸の盾として機能した防衛機構を、事実に基づいて見学できます。
基本情報
| 種別 | 平山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 天文年間(1532~55)?、慶長16年(1611( |
| 開催時間 | 24時間 |
| 開催日 | なし |
| 住所 | 〒285-0017千葉県佐倉市城内町 |
| アクセス | ・京成佐倉駅 ⇒ 徒歩(約20分) ・京成佐倉駅 ⇒ 京成バス(約3分) ⇒ 国立博物館入口または国立歴史民俗博物館前下車 ⇒ 徒歩(約5分) ・JR佐倉駅 ⇒ 徒歩(約25分) ・JR佐倉駅 ⇒ 京成バス(約12分) ⇒ 国立博物館入口または国立歴史民俗博物館前下車 ⇒ 徒歩(約5分) ・東関東自動車道四街道ICまたは佐倉IC ⇒ 車(約20分) |
| 公式サイト | https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/koenryokuchika/3/13/4609.html |
