新発田城(あやめ城)
- 新潟県新発田市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
新発田城は、新発田藩の初代藩主・溝口秀勝が慶長3年(1598年)に入封して以来、3代にわたりおよそ50年の歳月を費やして完成させた、溝口氏10万石の政治と軍事の拠点です。周囲を流れる加治川などの水系を巧みに取り入れた、広大な水堀に囲まれた平城であり、雪国ならではの知恵と北陸の防衛戦略が凝縮された、…
新発田城は、新発田藩の初代藩主・溝口秀勝が慶長3年(1598年)に入封して以来、3代にわたりおよそ50年の歳月を費やして完成させた、溝口氏10万石の政治と軍事の拠点です。周囲を流れる加治川などの水系を巧みに取り入れた、広大な水堀に囲まれた平城であり、雪国ならではの知恵と北陸の防衛戦略が凝縮された、越後を代表する名城です。
見どころは、全国の城郭建築の中でも唯一無二の構造を持つ、3匹の鯱(しゃちほこ)を冠した「三階櫓」です。本丸の北西隅に位置するこの櫓は、実質的な天守としての役割を担っていましたが、屋根の形状が T 字型という極めて珍しい設計になっており、それぞれの棟の端に合計3匹の鯱が載る独特の佇まいを誇っています。白壁の下半分には、雪や雨から建物を守るために黒い瓦を格子状に並べ、隙間を白漆喰で埋めた「切込ハギ風海鼠壁(なまこかべ)」が施されており、白と黒の鮮やかなコントラストが格別の美しさを放っています。
城内を歩くと、重要文化財に指定されている江戸時代現存の「本丸表門」や「旧二ノ丸隅櫓」を間近に観察でき、堅牢な木組みの梁や、実戦を想定した鉄砲狭間の造りなどから、当時の武士たちの緊張感が肌で伝わってきます。
基本情報
| 種別 | 平城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 慶長3年(1598)頃着手、承応3年(1654)完成 |
| 開催時間 | 【4〜10月】9:00〜17:00 【11月】9:00〜16:30 |
| 開催日 | 12~3月 |
| 住所 | 〒957-0052 新潟県新発田市大手町新潟県新発田市大手町6-40-80 |
| アクセス | ・JR新発田駅 ⇒ 徒歩(約25分) ・JR新発田駅 ⇒ あやめバス内回り(約16分) ⇒ 新発田城址公園下車 ⇒ 徒歩(約5分) ・日本海東北道聖籠新発田IC ⇒ 車(約10分) |
