七尾城

  • 石川県七尾市
  • 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
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七尾城は、室町時代の能登守護であった能登畠山氏が15世紀前半に築き、五代にわたって拡張を重ねた、北陸屈指の規模を誇る中世の山城です。天正5年(1577年)には、名将・上杉謙信が1年に及ぶ包囲戦の末に攻略したことで知られ、その際、城内から見事な月夜を眺めて詠んだ「九月十三夜」の詩とともに、戦国史に深…

七尾城は、室町時代の能登守護であった能登畠山氏が15世紀前半に築き、五代にわたって拡張を重ねた、北陸屈指の規模を誇る中世の山城です。天正5年(1577年)には、名将・上杉謙信が1年に及ぶ包囲戦の末に攻略したことで知られ、その際、城内から見事な月夜を眺めて詠んだ「九月十三夜」の詩とともに、戦国史に深く名を残す不落の要塞です。

特色は、山の地形を段階的に削り取って造られた、膨大な数の「郭」が蜂の巣状に連なる強固な防衛縄張りにあります。畠山氏の権威を示す「本丸」をはじめ、「調度丸」「遊佐屋敷」といった重臣たちの居住空間が山全体に配置されており、戦国期における大規模な山城都市の実態を伝えています。

山頂付近へと続く登城道を歩くと、斜面の崩落を防ぎ、敵の侵入を阻むために築かれた重厚な「石垣」の遺構が各所に現れます。本丸下の段に遺る5段に積み上げられた見事な石垣は、近世城郭の先駆けとも言える高度な土木技術を示しており、戦国末期の武骨な石積みの力強さを間近に観察できます。

周囲の深い木々に囲まれた本丸跡に立つと、眼下には七尾湾や能登半島、遠く立山連峰までを見渡す壮大な景色が広がり、謙信が絶賛した地形の利を体感できます。

基本情報

種別 山城
起源・創始 戦国時代前期(永正~大永年間[1504~28]頃)
開催時間 <七尾城跡> 24時間 <七尾城史跡資料館> 9:00〜17:00(最終入館16:30)
開催日 <七尾城跡> なし <七尾城史跡資料館> ・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館) ・12/11〜3/11
住所 〒926-0025石川県七尾市古府町竹町古屋敷町入会大塚14-6
アクセス ・JR七尾駅前 ⇒ 市内循環バスまりん号(約14分) ⇒ 城史資料館前下車 ⇒ 徒歩(約50分)
公式サイト https://www.nanaojyou.com/