伊賀牛
- 三重県伊賀市、名張市
- グルメ | 肉
周囲を山々に囲まれた伊賀盆地。その特有の厳しい寒暖差と、清らかな淀川の水源に育まれながら、主に伊賀地域で大切に肥育される「伊賀牛」は、かつて伊賀忍者が乾燥肉として携帯していたとも伝わる、非常に歴史深く希少な銘柄和牛です。
その瑞々しい佇まいのなかに秘められた魅力は、生産量の約8割が伊賀地域で消費…
周囲を山々に囲まれた伊賀盆地。その特有の厳しい寒暖差と、清らかな淀川の水源に育まれながら、主に伊賀地域で大切に肥育される「伊賀牛」は、かつて伊賀忍者が乾燥肉として携帯していたとも伝わる、非常に歴史深く希少な銘柄和牛です。
その瑞々しい佇まいのなかに秘められた魅力は、生産量の約8割が伊賀地域で消費されてしまうため、県外には滅多に出回らない「幻の美味しさ」と、お肉本来の力を伝える「芳醇な赤身の旨味」にあります。職人が一頭一頭の健康状態を見極めながらじっくりと育てるため、お肉の繊維が非常に柔らかく、サシの入り方が実に入念で上品に仕上がります。
熱を帯びた網や鉄板の上にお肉を載せると、上質な脂がジューシーに溶け出し、お肉の焼ける香ばしい匂いとともに、和牛ならではの甘く奥深い香りが湯気となって一気に広がり、本能的な食欲を揺さぶります。焼き上がった一切れを口へ運べば、しっとりとしたなめらかな質感の直後、お口の中でフワリと解けるような柔らかさに驚かされます。噛み締めるたびに、クドさの全くない澄んだ脂の甘みと、赤身に凝縮された濃厚なコクが混ざり合い、お口いっぱいに広がります。
発祥
1310年頃の国牛十図に名が登場し、牛の肉を干し肉にして携帯食として活用していたと言われています。
