白エビ
- 富山県富山市岩瀬地区、射水市新湊地区
- グルメ | 魚介
- 旬:4〜9月頃
富山湾の急深な海底谷(あいの風の道)に群生し、国内では唯一、商業的な専門の漁業が行われている小型のエビの仲間が「白エビ」です。水揚げ直後は透明感のある淡いピンク色をしており、その姿が美しく輝くことから「富山湾の宝石」とも称される、富山を代表する特産品です。
エビの特徴は、体長が約6センチメートル…
富山湾の急深な海底谷(あいの風の道)に群生し、国内では唯一、商業的な専門の漁業が行われている小型のエビの仲間が「白エビ」です。水揚げ直後は透明感のある淡いピンク色をしており、その姿が美しく輝くことから「富山湾の宝石」とも称される、富山を代表する特産品です。
エビの特徴は、体長が約6センチメートルと小ぶりでありながら、非常に上品で濃厚な甘みを持っている点にあります。また、殻が薄くて柔らかいため、丸ごと調理して食べられる利点もあります。漁場が港から近いため、鮮度を保ったまま市場へ届けられ、生食用として1尾ずつ丁寧に手剥きされた身や、殻付きのまま加工される製品など、様々な形で流通します。
手剥きされたお刺身が目の前に並ぶと、透き通った白い身が美しく重なり合い、微かな海の瑞々しい薫りが漂います。お醤油を少しつけて口へ運べば、ねっとりとした特有のなめらかな舌触りとともに、お口の中で身が優しく解けていきます。この緊密な身から、白エビ特有の上品なコクと強い甘みがじわじわと溢れ出します。
発祥
明治時代初期に富山県岩瀬(現在の富山市)の漁師たちが、深海に生息する白えびを専門に狙う白えび漁を確立し、徐々に食卓へと広まりました。
