香住ガニ

  • 兵庫県香美町
  • グルメ | 魚介
  • 旬:9~11月頃
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北部の香住漁港だけで水揚げされる「香住ガニ(ベニズワイガニ)」は、関西では唯一ここでしか味わえない希少な初秋から春にかけての味覚です。水深千メートルを超える日本海の冷たい深海で育つため、身の瑞々しさと強い甘みが際立っています。 特徴は、深海の高水圧と豊かなミネラルによって蓄えられた、ジューシーで…

北部の香住漁港だけで水揚げされる「香住ガニ(ベニズワイガニ)」は、関西では唯一ここでしか味わえない希少な初秋から春にかけての味覚です。水深千メートルを超える日本海の冷たい深海で育つため、身の瑞々しさと強い甘みが際立っています。

特徴は、深海の高水圧と豊かなミネラルによって蓄えられた、ジューシーで繊維の細かな身質にあります。香住の漁師は小型船で頻繁に出漁し、水揚げ後は冷水で徹底した鮮度管理を行うため、傷みやすいベニズワイガニを抜群の状態で港へ持ち帰ることができます。職人が大きな釜で一気に茹で上げると、茹で汁の香ばしさとカニ本来の芳醇な磯の香りが周囲を優しく包み込みます。

殻を剥いて艶やかな赤い身を頬張ると、口いっぱいに弾けるような瑞々しい水分とともに、松葉ガニ以上とも称される濃厚な甘みが一気に広がります。熱を加えることで身の甘さが極限まで引き立ち、さらに甲羅に詰まった濃厚でクリーミーなカニ味噌を絡めることで、海のコクが何倍にも深く膨らみます。何もつけずにそのままで十分に濃厚ですが、少量のカニ酢を合わせると酸味が後味をすっきりと引き締めます。