大山おこわ
- 鳥取県大山山麓
- グルメ | ご飯もの | 炊込み・蒸し・焼き飯
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名峰・大山の山麓に広がる農村地帯や、県内の和食店、直売所で広く親しまれている「大山(だいせん)おこわ」は、山の恵みを詰め込んだ鳥取県の郷土料理です。
美味しさは、大山の清らかな地下水で育ったもち米と、山陰の豊かな自然が育む多彩な山菜やキノコの組み合わせにあります。醤油やみりんで仕込んだ和風のお出…
名峰・大山の山麓に広がる農村地帯や、県内の和食店、直売所で広く親しまれている「大山(だいせん)おこわ」は、山の恵みを詰め込んだ鳥取県の郷土料理です。
美味しさは、大山の清らかな地下水で育ったもち米と、山陰の豊かな自然が育む多彩な山菜やキノコの組み合わせにあります。醤油やみりんで仕込んだ和風のお出汁に、細かく刻んだ椎茸、山栗、人参、鶏肉、油揚げなどを合わせ、もち米とともにじっくりと蒸し上げます。お出汁の旨味を米粒の芯まで吸わせることで、冷めても豊かな風味が損なわれません。
蒸し器の蓋を開けると、醤油の香ばしさと、甘い栗やキノコが放つ素朴な香りが熱い湯気とともに立ち上ります。噛み締めると、最初にもち米特有のもっちりとした力強い弾力が伝わり、続いてお出汁の奥深いコクがじんわりと染み出してきます。シャキシャキとした山菜の歯ごたえや、栗のほっくりとした自然な甘みが良いアクセントとなり、素材ごとの異なる食感が楽しめます。お米の優しい甘みが後味を穏やかに包み込み、油揚げのコクが満足感を加えます。大地の恵みを無駄なく活かした、鳥取の食卓に根付く素朴な米料理です。
発祥
戦国時代に大山での戦に臨む武士たちが、勝利を祈願して山鳥と山草を米に混ぜて炊き込んだのが始まりとされています。
