さざえ飯
- 島根県隠岐諸島
- グルメ | ご飯もの | 炊込み・蒸し・焼き飯
- 旬:7~8月頃
準備中
隠岐諸島をはじめとする島根県の沿岸地域において、古くから漁師町を中心に親しまれている「さざえ飯」は、日本海の荒波が育んだ磯の味覚を豪快に楽しむ郷土の米料理です。
料理の美味しさは、殻から取り出したばかりの新鮮なサザエを、その肝(ワタ)ごと余すことなく活用する点にあります。細かく刻んだサザエの身を…
隠岐諸島をはじめとする島根県の沿岸地域において、古くから漁師町を中心に親しまれている「さざえ飯」は、日本海の荒波が育んだ磯の味覚を豪快に楽しむ郷土の米料理です。
料理の美味しさは、殻から取り出したばかりの新鮮なサザエを、その肝(ワタ)ごと余すことなく活用する点にあります。細かく刻んだサザエの身を、薄口醤油やみりん、お酒をベースにした和風のお出汁に加え、お米とともにふっくらと炊き上げます。炊飯の過程で、サザエの身から濃厚な磯の旨味が染み出し、お米の一粒一粒にまでその奥深いコクがしっかりと染み込んでいきます。
炊飯器の蓋を開けると、醤油の香ばしい匂いとともに、サザエ特有の力強く芳醇な海の薫りが熱い湯気とともに部屋いっぱいに広がります。茶碗に盛られたご飯を口へと運べば、お米のモチモチとした質感の中から、サザエ独特のゴリッとした力強い歯ごたえが心地よく弾けます。噛み締めるたびにお出汁の塩気とサザエの苦味が絶妙に調和し、奥深い海の旨味がジュワッと溢れ出してきます。トッピングに添えた刻み海苔の風味が、全体のおいしさをいっそう鮮やかに引き立て、後味をすっきりと整えます。
