尾道ラーメン
- 広島県尾道市
- グルメ | 麺類 | ラーメン
尾道水道を臨む風情ある坂の街のあちこちで、古くから日常の味として暖簾を掲げるご当地麺が「尾道ラーメン」です。
目の前に運ばれてきた器からは、濃い醤油の芳ばしい匂いとともに、お魚のダシの爽やかな香りが湯気にのって広がります。スープ特徴は、鶏ガラや豚骨をベースにした動物系のお出汁に、瀬戸内海で獲れる…
尾道水道を臨む風情ある坂の街のあちこちで、古くから日常の味として暖簾を掲げるご当地麺が「尾道ラーメン」です。
目の前に運ばれてきた器からは、濃い醤油の芳ばしい匂いとともに、お魚のダシの爽やかな香りが湯気にのって広がります。スープ特徴は、鶏ガラや豚骨をベースにした動物系のお出汁に、瀬戸内海で獲れる小魚(いりこ)のすっきりとしたお出汁をブレンドした、深みのある醤油味です。スープの表面には、大粒の豚の背脂(ミンチ)がゴロゴロと贅沢に浮かべられており、これが独特のコクとビジュアルを決定づけています。
スープをよくまとう平打ちのストレート細麺を勢いよくすすると、口の中で和の旨味が綺麗に弾けます。ひと口目は醤油のキリッとした塩気とお魚の和風ダシの香りが広がり、続けて背脂を噛み締めれば、クニュッとした心地よい歯ごたえとともに、上質な脂のジューシーな甘みがじわりと溶け出します。あっさりとしたスープに背脂の力強いコクが加わることで、驚くほど重厚で立体的な味わいへと変化します。トッピングされたチャーシューの素朴な味わいや、細めのメンマのシャキシャキとした食感、そして地元産の青ネギのみずみずしい辛みが、スープの脂っぽさを程よくリセットしてくれます。
発祥
1928年頃に中国から渡ってきた朱氏が屋台で売り歩いた支那そばが評判を呼び、1947年に実店舗の「朱華園」を創業しました。尾道ラーメンのスタイルの礎となりました。なお「朱華園」は閉店し、創業者の家族が「朱」を回転し味を引き継ぎました。
