ばりそば
- 山口県山口市
- グルメ | 麺類 | 焼きそば
山口市の中心部や長年続く専門店、そして地元の家族連れで賑わう食堂などで、圧倒的なボリュームと唯一無二の食感で愛されているソウルフードが「ばりそば」です。麺の太さやスープの仕込み、そして食べ進めるごとの劇的な変化において全く異なる独自の進化を遂げています。
料理の主役は、専用の太い麺を油で豪快に揚…
山口市の中心部や長年続く専門店、そして地元の家族連れで賑わう食堂などで、圧倒的なボリュームと唯一無二の食感で愛されているソウルフードが「ばりそば」です。麺の太さやスープの仕込み、そして食べ進めるごとの劇的な変化において全く異なる独自の進化を遂げています。
料理の主役は、専用の太い麺を油で豪快に揚げ焼きにした特製の「ばり麺」です。完全に揚べきるのではなく、外側はパリパリと小気味よい音を立てる一方で、芯の部分には生麺のようなもっちりとした柔らかさを絶妙に残しています。その上から、キャベツやイカ、豚肉、キクラゲなど、十種類近い山海の具材を鶏ガラベースの緩めの餡でとじたスープが、麺を覆い尽くすほど並々と注がれます。
大ぶりの具材と麺をお箸で大胆に掴み、熱々のうちに口へ運ぶと、劇的な食感の対比が歯を喜ばせます。最初の数口は麺の「バリバリ」とした豪快な歯ごたえと、あっさり味のスープに溶け出した野菜の瑞々しい甘みが心地よく調和します。そして時間が経つにつれて、熱いスープを吸った麺が徐々に「トロトロ」「もちもち」とした食感へ変化し、お米のように素朴な小麦の風味がスープのコクと完璧に一体化していきます。
発祥
昭和20年代に「春来軒」が、台湾の麺料理をヒントに考案されたと言われています。
