なると金時
- 徳島県鳴門市、徳島市、松茂町
- グルメ | 野菜・豆腐
- 旬:1~3月頃
鮮やかな紅色の皮と黄金色の気品ある中身を持つ「なると金時」は、その卓越した質感と濃厚な甘みによって、日常のおやつから高級和菓子の素材にいたるまでを彩る、徳島を代表する至高の大地の恵みです。
サツマイモの美味しさを根底から支えているのは、海のミネラルをたっぷりと含んだ、水はけの良い肥沃な砂地畑です…
鮮やかな紅色の皮と黄金色の気品ある中身を持つ「なると金時」は、その卓越した質感と濃厚な甘みによって、日常のおやつから高級和菓子の素材にいたるまでを彩る、徳島を代表する至高の大地の恵みです。
サツマイモの美味しさを根底から支えているのは、海のミネラルをたっぷりと含んだ、水はけの良い肥沃な砂地畑です。この恵まれた環境で実直に育てられることで、デンプン質が非常に豊富になり、他の産地のものとは一線を画す「ホクホク」とした栗のような小気味よい歯ごたえと、上品な甘みが生み出されます。
温かい焼き芋を真ん中からふたつに割り、黄金色の中身を口へ運ぶと、その見事な質感に引き込まれます。最初のひと口は、水分を適度に含んだ柔らかな繊維が心地よく解け、続いて熱によってアルファ化されたデンプンの濃厚なコクが口の中にじわりと広がっていきます。お砂糖にはない純粋な甘みが、素朴な風味を驚くほど上品に引き立て、天ぷらにすればサクサクの衣の中でさらに甘みが凝縮され、スイートポテトに仕立てれば今度はなめらかな舌触りへと劇的な変化を見せてくれます。どのような調理法でも素材本来の純粋な風味が濁りなく際立ちます。
発祥
さつまいも自体の栽培は江戸時代から行われていましたが、「なると金時」というブランドが確立されたのは1980年代のことです。高系14号という品種の中から、特に形が良く、色が鮮やかで甘みの強いものを農家が選別し、育成したのが始まりです。
