讃岐うどん
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高松市の市街地に佇む老舗のセルフ店や、のどかな田園風景のなかに突如現れる製麺所などで、不動のソウルフルな地位を築いているのが「讃岐うどん」です。弘法大師が唐から伝えたという伝説を持つこの麺料理は、圧倒的な身近さと妥協なき品質によって、日常の食事として地域に深く根付いている、香川が世界に誇る至高の麺…
高松市の市街地に佇む老舗のセルフ店や、のどかな田園風景のなかに突如現れる製麺所などで、不動のソウルフルな地位を築いているのが「讃岐うどん」です。弘法大師が唐から伝えたという伝説を持つこの麺料理は、圧倒的な身近さと妥協なき品質によって、日常の食事として地域に深く根付いている、香川が世界に誇る至高の麺文化です。
傑出した品質は、独自の配合で練り上げた生地を丁寧に足踏みし、じっくりと寝かせる実直な製法にあります。これにより、表面は滑らかでありながら、中心に向けて心地よい弾力が増していく特有の「コシ」が生まれます。お汁には、瀬戸内海の伊吹島沖で獲れたカタクチイワシの煮干し(いりこ)を贅沢に使い、昆布や薄口醤油と合わせることで、濁りのない透き通った黄金色の上品なスープへと仕上げられます。
ひと口噛み締めるごとに、麺の吸い付くようなモチモチとした柔らかな歯ごたえが響き、中から小麦のピュアな甘みがじわりと溶け出してきます。いりこ出汁のキリッとした塩気とまろやかなコクが、麺の風味を驚くほど上品に引き立て、仕上げに地元のネギや生姜、すりゴマを添えれば、後味をどこまでもすっきりと変化させてくれます。
発祥
いくつかの説があります。最も広く知られている説は、
806年に弘法大師(空海)が、遣唐使として中国に渡った際、うどんの原型となる製麺技術や小麦などを日本に持ち帰り、故郷の讃岐に伝えたとされるものです。
