ごぼう天うどん

  • 福岡県福岡市
  • グルメ | 麺類 | うどん
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博多駅周辺の賑やかな地下街にある老舗店や、出汁の香りが街頭まで漂う路地裏の専門店、そして地元の人々が日常的に通うお馴染みのチェーン店などで、ソウルフードとして支持を集めているのが「ごぼう天うどん」です。「うどん発祥の地」とも言われる博多において、サクサクの衣をまとったゴボウの天ぷらは定番です。 …

博多駅周辺の賑やかな地下街にある老舗店や、出汁の香りが街頭まで漂う路地裏の専門店、そして地元の人々が日常的に通うお馴染みのチェーン店などで、ソウルフードとして支持を集めているのが「ごぼう天うどん」です。「うどん発祥の地」とも言われる博多において、サクサクの衣をまとったゴボウの天ぷらは定番です。

お店ごとに個性を競い合うゴボウ天の圧倒的な存在感に驚きます。器からはみ出すほど大きな円盤状の「かき揚げ型」や、斜め切りにしたゴボウを連ねた「筏(いかだ)型」、細長く削った「スティック型」など、見た目から楽しませてくれます。合わせる麺は柔らかく、茹で時間をかけてお出汁をたっぷりと吸い込ませた、博多ならではの「柔肌」のような質感が徹底されています。

お箸でふんわりとした麺を持ち上げ、澄んだスープと一緒に優しく口の中へ運びます。唇で切れるほど柔らかな麺から、アゴ(トビウオ)や昆布の上品な旨味がじわりと染み出し、お口の中でとろけるように解れていきます。さらに、スープに浸ったゴボウ天を齧れば、衣がスープを吸ってモチモチに変化する一方で、中のゴボウからは大地の力強い香りと、ザクザクとした小気味よい歯ごたえが弾けます。

発祥

1897年頃に「乙ちゃんうどん」の店主が、うどんの具材としては珍しかったごぼうの天ぷらをのせて売り出したのが始まりと言われています。