ごまさば

  • 福岡県福岡市
  • グルメ | 魚介
  • 旬:10〜12月頃
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博多駅周辺の活気ある大衆居酒屋のカウンターや、天神の路地裏に佇む小料理屋、そして玄界灘の新鮮な海の幸を売り文句にする郷土料理店などで、お酒の席の最初を飾る一皿として絶大な人気を誇るのが「ごまさば」です。一般的には足が早く生食が難しいとされるサバですが、福岡では独自の流通と鮮度管理によって日常的に刺…

博多駅周辺の活気ある大衆居酒屋のカウンターや、天神の路地裏に佇む小料理屋、そして玄界灘の新鮮な海の幸を売り文句にする郷土料理店などで、お酒の席の最初を飾る一皿として絶大な人気を誇るのが「ごまさば」です。一般的には足が早く生食が難しいとされるサバですが、福岡では独自の流通と鮮度管理によって日常的に刺身で楽しまれており、街を訪れる旅行者が必ず感動する代表的な名物グルメです。

器の中で輝くのは、玄界灘の荒波でもまれたマサバやゴマサバの身です。博多流の味付けは、九州特有の甘口醤油をベースに、みりんや酒を合わせ、そこに炒りゴマやすりゴマをこれでもかと贅沢に合わせるのが特徴です。お店によっては、刻んだ大葉やミョウガなどの薬味がどっさりと添えられ、主役であるサバのみずみずしさをいっそう引き立てます。

お箸でゴマとタレをしっかりと絡めた一切れを掴み、ワサビを少し載せて口へ運びます。コリコリとした驚くほど引き締まった歯ごたえを感じたあと、サバ本来の上質な脂の旨味と、甘辛い醤油のコクが渾然一体となって広がります。すりゴマの芳ばしい香りが青魚特有の風味を上品に包み込み、大葉の爽やかな香りが後味をすっきりと引き締めます。