さつまいも
- 鹿児島県全域
- グルメ | 野菜・豆腐
- 旬:9~11月頃
南九州に広がるシラス台地の水はけの良い土壌を活かして栽培され、大地の栄養を蓄えて抜群の甘みとホクホクとした食感を誇る鹿児島を代表する作物が「さつまいも」です。
現地では「唐芋」の呼び名で古くから親しまれており、品種によって食感や糖度が全く異なる多様な性質と、多彩な味わいの個性を備えている点に魅力…
南九州に広がるシラス台地の水はけの良い土壌を活かして栽培され、大地の栄養を蓄えて抜群の甘みとホクホクとした食感を誇る鹿児島を代表する作物が「さつまいも」です。
現地では「唐芋」の呼び名で古くから親しまれており、品種によって食感や糖度が全く異なる多様な性質と、多彩な味わいの個性を備えている点に魅力があります。お皿の上や店頭に並ぶその姿は、鮮やかな紫色の皮を持つ定番のものから、火を通すと中身が濃い黄金色や鮮烈なオレンジ色に染まるものまで美しく、食べる人の目を楽しませてくれます。黄金千貫に代表される焼酎用の品種から、抜群の糖度を誇る安納芋や紅はるかといった青果用の品種まで目的別に厳格に作り分けられます。
じっくりと時間をかけて焼き上げた熱々の一切れを口へと運べば、香ばしく焦げた皮の食感の直後に、中から蒸し焼きにされた果肉のなめらかな質感が解けます。噛み締めるたびに、デンプンが糖化して生まれたハチミツのように濃厚な甘みがジュワリと広がり、お口の中でとろけるようなみずみずしい食感が弾けます。繊維質をほとんど感じさせない滑らかな喉越しを楽しみつつ、焼き芋やスイーツとして味わえば素朴で力強いコクがダイレクトに響きます。
発祥
1705年、指宿の船乗りであった前田利右衛門が、琉球から苗を持ち帰ったのが鹿児島での栽培の始まりとされています。
