シークヮーサー
- 沖縄県大宜味村
- グルメ | デザート・菓子・餅
- 旬:8~2月頃
「シークヮーサー」は、沖縄の豊かな自然と強い日差しの中で育まれる、和名をヒラミレモンと呼ぶ小ぶりで鮮烈な酸味を持つ特産の柑橘類です。沖縄の言葉で「シー」は酸っぱい、「クヮーサー」は食べさせるものを意味します。
平皿の片隅やグラスの縁に添えられて目の前に運ばれてくるその姿は、直径が三センチメートル…
「シークヮーサー」は、沖縄の豊かな自然と強い日差しの中で育まれる、和名をヒラミレモンと呼ぶ小ぶりで鮮烈な酸味を持つ特産の柑橘類です。沖縄の言葉で「シー」は酸っぱい、「クヮーサー」は食べさせるものを意味します。
平皿の片隅やグラスの縁に添えられて目の前に運ばれてくるその姿は、直径が三センチメートルほどのピンポン玉のような可愛らしい丸みを帯びており、深い緑色の皮が放つ瑞々しい光沢が食べる人の五感を刺激します。ノビレチンなどの栄養成分が豊富な健康食材としても注目され、南国の太陽の恵みを小さな実に凝縮した存在です。
半分に切られた果実を指先でキュッと絞って口へと運べば、弾けた皮の油胞から放たれる野生的な香気とともに、目が覚めるようなシャープな酸味が口いっぱいに広がります。続いて果汁をじっくりと味わえば、ただ酸っぱいだけでなく、青切り特有の爽やかな苦味と、奥に隠れたわずかな果肉の甘みが完全に重なり合います。一般的なレモンのような舌を刺すトゲは一切なく、柑橘特有のクエン酸の働きによって口の中の油っぽさが綺麗に洗い流され、心地よい果皮の余韻だけが贅沢に留まります。
