パイナップル

  • 沖縄県東村、名護市、石垣島
  • グルメ | デザート・菓子・餅
  • 旬:5~8月頃
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沖縄の「パイナップル」は、国内でも極めて稀な酸性の赤土土壌と亜熱帯の豊かな日照時間を活かして栽培される、夏の沖縄を代表する特産の初夏果実です。 主に「ボゴール」と呼ばれる手でちぎって食べるスナックパインや、高い糖度を誇るピーチパインなど多彩な品種が揃い、海外産に比べて畑でギリギリまで完熟させてか…

沖縄の「パイナップル」は、国内でも極めて稀な酸性の赤土土壌と亜熱帯の豊かな日照時間を活かして栽培される、夏の沖縄を代表する特産の初夏果実です。

主に「ボゴール」と呼ばれる手でちぎって食べるスナックパインや、高い糖度を誇るピーチパインなど多彩な品種が揃い、海外産に比べて畑でギリギリまで完熟させてから収穫します。果物店の店先や丸ごとお皿に盛られて目の前に運ばれてくるその姿は、トゲのある肉厚な緑の葉を王冠のように冠しており、山吹色に色付いたゴツゴツとした外皮の質感が力強い生命力を感じさせます。

包丁を入れて切り分けられた黄色い一切れを口へと運べば、引き締まった果肉が奥歯の間でシャキシャキと心地よく響く、独自の圧倒的な瑞々しさが広がります。肉厚な身を贅沢に噛み締めるたびに、畑の熱気で極限まで高まった濃厚な甘みと、それを引き締める野生的な酸味が果汁となってお口いっぱいに溢れ出します。芯まで柔らかく食べられる品種も多く、一般的な果実にありがちな舌がピリピリとする不快感は一切なく、南国らしいエキゾチックなコクがありながらも、口の中にしつこいベタつきを残すことなく、上品で華やかな余韻だけが贅沢に留まります。

発祥

1866年、石垣島の沖合にオランダ船が座礁。その際、船に積まれていたパイナップルの苗が島民に贈られたのが、沖縄パイナップルの始まりと言われています。