サーターアンダギー
- 沖縄県全銀
- グルメ | デザート・菓子・餅
小麦粉にたっぷりの砂糖と卵を練り合わせ、水を一切加えずに低温の油でじっくりと時間をかけて揚げる沖縄の伝統的な球状の揚げ菓子「サーターアンダギー」。
沖縄の言葉で「サーター」は砂糖、「アンダギー」は油揚げを意味し、揚げる過程でお菓子の表面が自然と弾けて綺麗なひび割れが生まれる点に特徴があります。現…
小麦粉にたっぷりの砂糖と卵を練り合わせ、水を一切加えずに低温の油でじっくりと時間をかけて揚げる沖縄の伝統的な球状の揚げ菓子「サーターアンダギー」。
沖縄の言葉で「サーター」は砂糖、「アンダギー」は油揚げを意味し、揚げる過程でお菓子の表面が自然と弾けて綺麗なひび割れが生まれる点に特徴があります。現地の専門店や惣菜店に並ぶその姿は、こんがりと深い褐色に色付いたゴツゴツとした質感が美しく、その形状がまるで大輪の花が笑顔で開いたかのように見えることから、古くから縁起の良いお祝いの球菓子として親しまれています。
大きな一玉を指先で割りほぐして口へと運べば、水分を極限まで飛ばした外側の香ばしいザクザクとした硬質な食感が心地よく弾けます。続いて中心の分厚い生地を噛み締めれば、油の熱でふっくらと密に詰まったもっちりとした質感から、素朴な小麦の風味と卵の優しいコクが広がります。これほど時間をかけて油で揚げられているにもかかわらず、絶妙な温度管理のおかげでお菓子の内部に余計な油が染み込んでおらず、口の中にしつこいベタつきを残すことなく、黒糖や白糖がもたらす濃厚な甘みの余韻だけが贅沢に留まります。
発祥
15世紀頃の琉球王国が中国と盛んに交流していた時代に、揚げ菓子の一種である「開口笑(カイコウシャオ)」が伝わり、それが沖縄に合わせる形に変化して現在の形になったと言われています。
