エスカロップ
- 北海道根室市
- グルメ | ご飯もの | その他
日本の最東端に位置する港町・根室市で誕生し、地元の人々から「エスカ」の愛称で半世紀以上も熱狂的に愛され続けている魅惑のローカル洋食が「エスカロップ」です。
この一皿は、細かく刻んだタケノコを一緒に炒め込んだ香ばしい「バターライス」をベースに構築されます。その上に、絶妙な火入れでサクサク食感に仕上…
日本の最東端に位置する港町・根室市で誕生し、地元の人々から「エスカ」の愛称で半世紀以上も熱狂的に愛され続けている魅惑のローカル洋食が「エスカロップ」です。
この一皿は、細かく刻んだタケノコを一緒に炒め込んだ香ばしい「バターライス」をベースに構築されます。その上に、絶妙な火入れでサクサク食感に仕上げた薄切りのトンカツを豪快に鎮座させ、仕上げに何日もかけてじっくりと煮込んだお店秘伝の「濃厚なデミグラスソース」をたっぷりと回しかけるのが基本のスタイルです。タケノコのシャキシャキとした小気味よい歯ごたえが、バターの芳醇なコクと見事なコントラストを描き出す、心憎い創意工夫が光ります。
もともとは、夜昼なく働く忙しい漁師たちが「早く、お腹いっぱいになれるように」という優しさから考案されたため、見た目のボリューム感とは裏腹に、驚くほどスプーンが止まらなくなる計算された味わいが魅力です。
カツに衣のサクサク感を残したまま、コク深いデミグラスソースを絡めてバターライスとともに頬張れば、お口の中で脂の甘みとソースの程よい酸味が浑然一体となって広がります。
発祥
1963年頃、根室市にあった洋食レストラン「モンブラン」のシェフが、忙しい漁師たちのために、早く、簡単に、ボリューム満点で食べられるメニューとして、イタリアやフランスの肉料理「エスカロープ(肉の薄切り)」をヒントに考案したと言われています。
