津軽ラーメン

  • 青森県津軽地方
  • グルメ | 麺類 | ラーメン
写真
写真
写真
津軽平野の厳しい冬を乗り越えるため、古くから独自の進化を遂げてきた、青森県西部を代表するソウルフード「津軽ラーメン」。日本有数の煮干し消費量を誇る青森において、職人たちが「煮干し」の可能性を極限まで追求し続けてきた、歴史と情熱が詰まった一杯です。 ラーメンは、大きく分けて2つの潮流を持っています…

津軽平野の厳しい冬を乗り越えるため、古くから独自の進化を遂げてきた、青森県西部を代表するソウルフード「津軽ラーメン」。日本有数の煮干し消費量を誇る青森において、職人たちが「煮干し」の可能性を極限まで追求し続けてきた、歴史と情熱が詰まった一杯です。

ラーメンは、大きく分けて2つの潮流を持っています。ひとつは、陸奥湾で採れる焼き干しや煮干し、昆布などをベースに、透き通ったスープに仕上げた「王道あっさり系」。もうひとつは、大量の煮干しを豚骨や鶏ガラの白湯(パイタン)スープと合わせ、ドロリと濁るまで激しく炊き上げた「濃厚煮干し系(ガツン系)」です。どちらも一口すすると、煮干し特有の芳醇な香りと、独特の心地よい酸味が押し寄せ、後味にはキレのある醤油のコクが深く残ります。

この個性豊かなスープを迎え撃つのが、津軽伝統のかんすいを抑えた、水分多めの自家製平打ち緩ちぢれ麺です。うどんのようなモチモチとした柔らかい食感が特徴で、スープの強い旨味を優しく包み込み、噛むほどに小麦の素朴な甘みを引き出します。

発祥

昭和初期に、弘前市や青森市にあった蕎麦屋が、焼き干しだしのそばつゆを流用し、中華麺を入れた支那そばとして提供し始めたのが始まりとされています。高級品だった焼き干しから、安価な煮干しがだしに使われるようになり、煮干しラーメンとして広まりました。