とんぶり

  • 秋田県大館市
  • グルメ | 野菜・豆腐
  • 旬:9~11月頃
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大館市を中心に古くから栽培されてきたホウキギの成熟した実を、熟練の職人が気の遠くなるような手間暇をかけて加工して仕上げる伝統の郷土食材、「秋田のとんぶり」。その一粒一粒が放つ独特の美しい輝きと食感から、古来より「畑のキャビア」や「和製キャビア」と称されます。 魅力は、お箸の先でひとすくいして口へ…

大館市を中心に古くから栽培されてきたホウキギの成熟した実を、熟練の職人が気の遠くなるような手間暇をかけて加工して仕上げる伝統の郷土食材、「秋田のとんぶり」。その一粒一粒が放つ独特の美しい輝きと食感から、古来より「畑のキャビア」や「和製キャビア」と称されます。

魅力は、お箸の先でひとすくいして口へ運んだ瞬間に弾ける「プチプチとした唯一無二の極上の食感」にあります。収穫した実を茹で、じっくりと乾燥させ、さらに水に浸しながら手作業で薄皮を丁寧に取り除くという、職人の執念とも言える伝統製法によって、あの独特の心地よい歯ごたえが生まれます。とんぶり自体は非常に淡白で無味無臭に近いため、合わせる食材の風味を一切邪魔することなく、料理全体の格を劇的に引き上げる名脇役として真価を発揮します。

現地の鉄則である、地元特産の「山の芋(長芋)」のすりおろしに合わせ、醤油をひと垂らしして味わえば、ネバネバとした芋のコクにとんぶりのプチプチ感が絶妙なアクセントとなってお口の中で躍動します。さらに、納豆や和え物、大根おろしに混ぜるだけでなく、近年では洋食のカルパッチョやパスタのトッピングとしても重宝され、食べた後まで楽しい食感の余韻が続きます。