冷やしラーメン
- 山形県山形市
- グルメ | 麺類 | ラーメン
全国最高峰のラーメン消費量を誇る山形市で、夏の厳しい猛暑を乗り切るための生活の知恵から生まれた独自の食文化、「山形の冷やしラーメン」。一般的な冷やし中華のような酸味のあるタレをかけるのではなく、熱い醤油ラーメンのスープや麺をそのまま冷たく仕上げたこの一杯は、現在も地元の老舗蕎麦処や専門店を中心に、…
全国最高峰のラーメン消費量を誇る山形市で、夏の厳しい猛暑を乗り切るための生活の知恵から生まれた独自の食文化、「山形の冷やしラーメン」。一般的な冷やし中華のような酸味のあるタレをかけるのではなく、熱い醤油ラーメンのスープや麺をそのまま冷たく仕上げたこの一杯は、現在も地元の老舗蕎麦処や専門店を中心に、夏の街を力強い活気で満たしています。
料理の完成度を支えているのは、冷やしても絶対に固まらない「スープと油の徹底したコントロール」にあります。職人が牛骨や魚介の旨味を丁寧に抽出した特製スープは、冷やしたときに動物性の脂が白く固まって口当たりを損ねないよう、限界まで余分な脂が取り除かれています。その代わりに、植物性の香味油などを絶妙な配合で加えることで、驚くほどすっきりと澄んでいながらも、力強いコクと芳醇な香りを両立させています。
氷が浮かぶスープの中でキュッと冷やされた中太の縮れ麺をお箸で持ち上げ、お口へ運べば、冷やされることで引き締まった強烈なモチモチ感と、パキッとした力強い歯ごたえが心地よく弾けます。ひんやりとしたスープが麺の隙間にしっかりと絡みつき、噛み締めるたびに小麦本来のピュアな甘みが引き立ちます。
発祥
1952年に「栄屋本店」の店主が常連客の冷たいラーメンも食べたいとの要望に答えるために開発したのが始まり。
