板そば

  • 山形県内陸部
  • グルメ | 麺類 | そば
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大きな長方形の木箱にお箸で手際よく盛り付けられた十割や九割の太打ち蕎麦が、圧倒的な存在感を放つ「山形の板そば」。複数の人間で囲んで食べる伝統のスタイルを残す一品。 醍醐味は、洗練された江戸前の細打ちとは一線を画す圧倒的な歯ごたえと、力強い野生の香りにあります。地場産の玄そばを職人が職人技で殻ごと…

大きな長方形の木箱にお箸で手際よく盛り付けられた十割や九割の太打ち蕎麦が、圧倒的な存在感を放つ「山形の板そば」。複数の人間で囲んで食べる伝統のスタイルを残す一品。

醍醐味は、洗練された江戸前の細打ちとは一線を画す圧倒的な歯ごたえと、力強い野生の香りにあります。地場産の玄そばを職人が職人技で殻ごと、あるいは粗く挽き、冷たい清水で一気に打ち上げることで、太く四角く引き締まった独自の麺が生まれます。大きな木板に薄く均一に並べられた美しい蕎麦をお箸で持ち上げ、お口へ運べば、バキッ、ザクザクとした驚くほど力強いコシとともに、噛み締めるたびに蕎麦本来の圧倒的な風味とピュアな甘みがストレートに弾け飛びます。

この強烈な個性の麺を受け止めるつゆは、鰹節や昆布の旨味を凝縮し、キリッと濃い口の醤油を効かせた特製つゆ。太い蕎麦の隙間にしっかりとつゆが絡みつき、お口の中で完璧な調和を見せます。さらに、薬味の辛味大根を少し添えれば、爽やかな辛みが蕎麦の甘みをどこまでも引き立ててくれます。