山形牛

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置賜地方の起伏豊かな盆地気候がもたらす厳しい寒暖差の中で、職人たちの手によって30ヶ月以上の長期にわたり肥育される黒毛和牛、「山形の米沢牛」。米沢牛銘柄推進協議会が定める厳格な基準をクリアした未経産の雌牛だけがこのブランドを名乗ることができ、その肉質の優秀さは国内外の市場で高く評価されています。 …

置賜地方の起伏豊かな盆地気候がもたらす厳しい寒暖差の中で、職人たちの手によって30ヶ月以上の長期にわたり肥育される黒毛和牛、「山形の米沢牛」。米沢牛銘柄推進協議会が定める厳格な基準をクリアした未経産の雌牛だけがこのブランドを名乗ることができ、その肉質の優秀さは国内外の市場で高く評価されています。

特徴は、大麦やトウモロコシを配合した独自の飼料と、吾妻連峰から注ぐ清らかな伏流水によって生み出される、きめ細かな筋繊維と不飽和脂肪酸を豊富に含んだ上質な脂にあります。肉の断面に細かく散る白く美しい霜降りは、人間の体温に近い温度で液状化を始めるほど融点が低く、触れただけでもその繊細な質感が伝わるほどです。

鉄板や鍋から引き上げた肉を口に含むと、赤身の持つ濃厚な肉汁のコクと、熱によって液状化した脂のまろやかな甘みが一息に融和します。強固な筋っぽさが一切ないため、前歯で容易に噛み切ることができ、咀嚼のたびに部位ごとの異なる弾力とジューシーな肉の組織そのものの旨味をバランスよく体感できます。