山形ラ・フランス

  • 山形県天童市、上山市、東根市
  • グルメ | デザート・菓子・餅
  • 旬:10~12月頃
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晩秋から冬にかけての山形県内の直売所や果物店に、高貴な香りを漂わせながらずらりと並ぶ冬の果実の最高峰、「山形の山形ラ・フランス」。全国生産量の約8割を山形県が占めており、ゴツゴツとした無骨な外見からは想像もつかないほどの上品な味わいから「果物の女王」と称され、お歳暮などの贈答用や、現地のカフェで味…

晩秋から冬にかけての山形県内の直売所や果物店に、高貴な香りを漂わせながらずらりと並ぶ冬の果実の最高峰、「山形の山形ラ・フランス」。全国生産量の約8割を山形県が占めており、ゴツゴツとした無骨な外見からは想像もつかないほどの上品な味わいから「果物の女王」と称され、お歳暮などの贈答用や、現地のカフェで味わう贅沢な冬のスイーツとして親しまれています。

果物の本領が発揮されるのは、収穫後に一定期間、低温の保管庫で眠らせる「追熟」を経たタイミングです。収穫直後は硬く酸っぱい果実が、時間をかけることでデンプンが糖分に変わり、お店の棚に並ぶ頃には、周囲の空気を変えるほど濃厚で甘美な香りを放ち始めます。

熟した一玉をナイフで切り分けて口に運べば、洋梨の概念を覆す「果肉のなめらかさ」に驚かされます。一般的な梨のようなザラザラとした石細胞がほとんどなく、バターのようにお口の中でとろける質感のなかから、驚くほど高密度な甘みと、それを引き立てる微かな酸味を含んだ極上の果汁がじわりと溢れ出します。

発祥

1903年にラ・フランスの苗木が日本に導入され、山形県にも大正初期(1912年頃)には伝わったと考えられています。缶詰用で栽培されていましたが、流通技術の発展とともに、ラ・フランスも生食に適したものへと変わり、特産品になりました。