たらし焼き

  • 茨城県大洗町
  • グルメ | パン・粉もの | 粉もの
準備中
熱い鉄板の上に緩めの生地を流し込んだ瞬間、ジューという快音とともに、お出汁と焦げたソースの香ばしい匂いが一気に立ち上ります。大洗町を中心に、昭和の時代からおやつや地域の憩いの味として愛され続けてきた「たらし焼き」は、自分でヘラを握って焼き上げる、素朴でエネルギッシュな体験型のご当地グルメです。 …

熱い鉄板の上に緩めの生地を流し込んだ瞬間、ジューという快音とともに、お出汁と焦げたソースの香ばしい匂いが一気に立ち上ります。大洗町を中心に、昭和の時代からおやつや地域の憩いの味として愛され続けてきた「たらし焼き」は、自分でヘラを握って焼き上げる、素朴でエネルギッシュな体験型のご当地グルメです。

目の前に届くのは、小麦粉をたっぷりの水で溶いた瑞々しい生地。そこへ刻みキャベツや天かす、切りイカなどを混ぜ合わせ、薄く引き伸ばしながら火を通していきます。東京のもんじゃ焼きよりも水分が少なく、お好み焼きよりも圧倒的に薄いその絶妙な加減が、この料理の面白いところです。

小さなヘラでくるりとひっくり返し、両面を程よく焼き上げて好みのソースを塗れば食べ頃。熱々の一口をハフハフと口に運べば、表面はパリッと香ばしく、中はモチモチ、トロリとした独特の質感が優しく弾けます。

生地自体に染み込んだお出汁の深みと、ソースの濃厚な甘酸っぱさ、そしてキャベツの甘みが完璧に融和し、どこか懐かしく何枚でも食べ進められる美味しさです。