焼きまんじゅう

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県内の専門店や祭りの屋台から漂う香ばしい匂いで、誰もが足を止めてしまう「焼きまんじゅう」は、中に何も入っていない真っ白な素まんじゅうを何個も串に刺し、濃厚な味噌ダレを何度も塗り重ねて炭火で焼き上げる、群馬県民の郷土ソウルフードです。 特徴は、一般的な和菓子のお饅頭とは完全に異なる、そのパンのよう…

県内の専門店や祭りの屋台から漂う香ばしい匂いで、誰もが足を止めてしまう「焼きまんじゅう」は、中に何も入っていない真っ白な素まんじゅうを何個も串に刺し、濃厚な味噌ダレを何度も塗り重ねて炭火で焼き上げる、群馬県民の郷土ソウルフードです。

特徴は、一般的な和菓子のお饅頭とは完全に異なる、そのパンのようにふかふかとした独特の生地にあります。小麦粉に麹を混ぜて発酵させてから蒸し上げるため、ずっしりとした重みはなく、空気をごく多く含んで驚くほど軽やかで柔らかい口当たりに仕上がっています。この大きな饅頭を3個から4個ほど長い竹串に刺し、赤味噌に砂糖やみりんをたっぷりと加えて練り上げた、ドロリとした特製の甘辛いタレを刷毛で両面に万遍なく塗りつけていきます。

炭火の強い熱で炙られることで、表面の味噌ダレがジュウジュウと音を立てて泡立ち、焦げた味噌が何とも言えない芳醇な香りを周囲に振りまきます。

焼き立てを串から外して大きく一口かじれば、表面のタレが焦げて「カリッ」とした香ばしい歯ごたえのあとに、中は「ふっくら・モチモチ」とした素朴な小麦の風味が広がります。