おざら
- 山梨県甲府市、甲斐市、身延町、昭和町
- グルメ | 麺類 | うどん
山梨の冬の定番である「ほうとう」の麺を使いながら、暑い夏でも爽快に味わえるように工夫された「おざら」は、冷水で引き締めた幅広の平打ち麺を、具沢山の温かい醤油ダレに浸してすする、清涼感と食べ応えを両立させた夏の郷土麺。
料理の美味しさは、麺の冷とツユの温が織りなす絶妙な温度差と、煮込みとは全く異な…
山梨の冬の定番である「ほうとう」の麺を使いながら、暑い夏でも爽快に味わえるように工夫された「おざら」は、冷水で引き締めた幅広の平打ち麺を、具沢山の温かい醤油ダレに浸してすする、清涼感と食べ応えを両立させた夏の郷土麺。
料理の美味しさは、麺の冷とツユの温が織りなす絶妙な温度差と、煮込みとは全く異なる麺の強靭なコシにあります。ほうとうと同じ小麦粉と水だけで打った幅広の麺を、お湯で手早く茹で上げたあと、すぐに冷涼な水で一気に揉み洗いをします。麺の表面のぬめりが取れてツルツルとした瑞々しい光沢が生まれ、噛みしめた際にも押し返してくるような、モチモチとした力強い弾力が完成します。
合わせるツユは、カツオや昆布の出汁をベースに、醤油やみりんでキリッと濃いめに仕上げた温かいものです。中には、細切れの豚肉や油揚げ、椎茸、人参、ゴボウなどの季節の野菜がたっぷりと煮込まれており、具材の旨味と脂がツユの表面にじんわりと溶け出しています。
大きな竹ザルに盛られた冷たい麺を数本手繰り、熱いツユにたっぷりと潜らせて勢いよく喉へと滑り込ませれば、幅広麺の広い表面に甘辛いツユとコーティングされた肉の旨味が絡みつきます。
