黒部峡谷附猿飛並びに奥鐘山

  • 富山県黒部市
  • 自然・景勝 | 峡谷・漢流
写真
写真
写真
写真
富山県黒部市に位置する黒部峡谷は、北アルプスの立山連峰と後立山連峰の間に刻まれた、日本で最も深く険しいV字谷の一つです。標高差が極めて大きく、急峻な岩壁が連なるこの地は、かつては人を寄せ付けない禁断の秘境でしたが、現在は宇奈月駅から黒部川沿いに走るトロッコ電車に乗って、その圧倒的な大自然の息吹を間…

富山県黒部市に位置する黒部峡谷は、北アルプスの立山連峰と後立山連峰の間に刻まれた、日本で最も深く険しいV字谷の一つです。標高差が極めて大きく、急峻な岩壁が連なるこの地は、かつては人を寄せ付けない禁断の秘境でしたが、現在は宇奈月駅から黒部川沿いに走るトロッコ電車に乗って、その圧倒的な大自然の息吹を間近に感じることができます。

峡谷の中でも白眉とされるのが、川幅が極端に狭まり、かつて猿が飛び越えたと言い伝えられる「猿飛(さるとび)」です。ここでは激流が荒々しく岩を噛み、深いエメラルドグリーンの水面と白い飛沫が鮮やかなコントラストを描き出します。また、終点の欅平(けやきだいら)付近にそびえ立つ「奥鐘山(おくかねやま)」は、高さ約800メートルにも及ぶ巨大な岩壁が垂直に近い角度で立ち並び、見上げる者を圧倒する壮大なスケールを誇ります。

散策の道中では、スリル満点の「奥鐘橋」から峡谷を見下ろしたり、岩壁をえぐり取って作られた道「人喰岩」を歩いたりと、この地ならではの地形の迫力を体感できます。近年では、沿線に点在する露天風呂付きの秘湯や、清らかな水が育んだ地ビールを楽しむ旅も人気です。

新緑が眩しい初夏から、全山が燃えるように色づく紅葉の秋まで、季節ごとにドラマチックな表情を見せる黒部峡谷。トロッコに揺られながら、人知を超えた自然の造形美と向き合う、特別な冒険の旅に出かけてみませんか。

基本情報

特別名勝 yes
定休日 12~4月中旬
住所 〒938-0283富山県黒部市黒部峡谷口3
アクセス 富山地方鉄道宇奈月温泉駅すぐ
公式サイト https://toyama-bunkaisan.jp/search/2640/